女性医師による内視鏡検査
女性医師による内視鏡検査
胃カメラや大腸カメラは、食道・胃・十二指腸・大腸の粘膜を直接観察し、炎症、潰瘍、ポリープ、がんなどの有無を確認する検査です。
一方で、内視鏡検査に対して、
- 男性医師による検査には抵抗がある
- 大腸カメラを受けることが恥ずかしい
- 検査着や検査中の姿勢が気になる
- 胃カメラや大腸カメラが怖い
- 過去に検査でつらい経験をした
- 同性の医師に症状を相談したい
と感じ、検査をためらっている女性もいらっしゃいます。
芝浦クリニックでは、消化器の専門知識を持つ女性医師による胃カメラ・大腸カメラ検査に対応しています。
検査時のプライバシーや露出に配慮し、検査前の問診や説明も含め、不安なことをご相談いただける環境づくりを心がけています。
女性医師による検査日は限られています。ご希望の方は、WEB予約時または受付時に「女性医師による内視鏡検査を希望」とお申し出ください。担当医の勤務日や予約状況によっては、ご希望の日程に添えない場合があります。
このようなお悩みはありませんか?
- 男性医師による胃カメラ・大腸カメラに抵抗がある
- 大腸カメラの検査姿勢や着替えが恥ずかしい
- 胃腸の症状を同性の医師に相談したい
- 生理中でも検査を受けられるか心配
- 検査中の痛みや苦しさが不安
- 過去の内視鏡検査でつらい経験をした
- 鎮静剤を使用できるか相談したい
- 便秘、下痢、血便などを相談しにくい
- 検査前後の説明も女性医師に受けたい
- 初めての内視鏡検査で不安が大きい
検査への抵抗感から受診を先延ばしにしている場合でも、まずは診察のみご相談いただけます。
検査が必要かどうかは、症状、年齢、健診結果、既往歴、これまでの検査歴などを確認して医師が判断します。
増加傾向にある女性の大腸がん
大腸がんは、男性だけでなく、女性にとっても注意が必要ながんです。
大腸がんの罹患数は、人口の高齢化などを背景として増加が続いています。また、全国がん登録が開始された2016年以降の動向を考慮すると、女性の年齢調整罹患率にも穏やかな増加傾向がみられます。
一方、年齢構成の影響を調整した女性の大腸がん死亡率は、近年、穏やかな減少傾向にあります。このことからも、増加する大腸がんに対して、適切な検診と精密検査による早期発見が重要です。
最新の全国がん登録では、2023年に大腸がんと診断された女性は68,830人でした。女性のがん罹患数では乳がんに次ぐ第2位です。
また、2024年に大腸がんで亡くなった女性は25,590人で、女性の部位別がん死亡数では第1位となっています。
がん罹患数の順位(2023年)
| 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 男女計 | 大腸 | 肺 | 胃 | 乳房 | 前立腺 | 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸6位 |
| 男性 | 前立腺 | 大腸 | 肺 | 胃 | 膵臓 | 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸5位 |
| 女性 | 乳房 | 大腸 | 肺 | 胃 | 子宮 | 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位、直腸7位 |
がん死亡数の順位(2024年)
| 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 男女計 | 肺 | 大腸 | 膵臓 | 胃 | 肝臓 | 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸7位 |
| 男性 | 肺 | 大腸 | 胃 | 膵臓 | 肝臓 | 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸7位 |
| 女性 | 大腸 | 肺 | 膵臓 | 乳房 | 胃 | 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸10位 |
女性は大腸の症状を我慢してしまうことがあります
女性では、血便や便通異常があっても、
- 痔による出血だと思っている
- 便秘は体質によるものだと思っている
- 生理や婦人科の症状と区別できない
- 大腸カメラを受けることが恥ずかしい
- 男性医師による検査に抵抗がある
- 仕事、育児、介護などを優先している
といった理由から、受診や検査を後回しにしてしまうことがあります。
大腸がんは早期には自覚症状がほとんどないことがあり、進行すると血便、便秘・下痢、便が細くなる、腹痛、貧血、体重減少などが現れます。
「女性だから大腸がんの可能性は低い」「便秘はいつものこと」と判断せず、これまでと異なる症状がある場合は消化器内科へご相談ください。
当院の内視鏡検査
そのため当院では、患者さまの安心・安全を第一に考慮し、様々な工夫を凝らした専門医による内視鏡検査を実施しております。当院の胃カメラ、大腸カメラのそれぞれの特徴については、こちらからご覧ください。
女性医師による検査で大切にしていること
女性医師が胃カメラ・大腸カメラを担当
女性医師による検査をご希望の方には、担当医の勤務日と検査枠を確認してご案内します。
生理、妊娠の可能性、授乳、婦人科の治療歴、腹部・骨盤内の手術歴など、検査に関して気になることがある場合は事前にお伝えください。
診察、検査、検査結果の説明をすべて同じ女性医師が担当できるかどうかは、診療日や検査体制によって異なります。
プライバシーと露出への配慮
大腸カメラでは検査専用の着衣を使用し、検査に必要な部分以外の露出をできるだけ抑えるよう配慮します。
着替え、検査中の姿勢、検査室への移動などについても、患者さんのプライバシーに配慮してご案内します。
女性スタッフによる検査サポート体制も設けられていますが、人員配置や当日の診療状況によって対応が異なる場合があります。
検査前に不安や希望を確認
過去の検査で痛みや吐き気が強かった方や、内視鏡検査に強い恐怖心がある方は、事前にお伝えください。
次のような内容を確認して検査方法を検討します。
- 過去の胃カメラ・大腸カメラの経験
- 検査時の吐き気や痛み
- 鎮静剤の使用歴
- 薬剤アレルギー
- 心臓、肺、腎臓などの病気
- 妊娠の可能性や授乳状況
- 抗血栓薬などの服用
- 腹部や骨盤内の手術歴
服用中の薬は自己判断で中止せず、事前診察時に医師へお伝えください。
当院の胃・大腸カメラ検査の特徴
当院では胃カメラ検査・大腸カメラ検査を実施しており、「苦しくない内視鏡検査」を提供できるよう心掛けております。
より多くの方に、安心して検査を受けて頂くことで、胃がんや大腸がんの予防や早期発見につながると考えています。
特徴① 鎮静剤を使用した内視鏡検査にも対応
当院では、患者さんのご希望、健康状態、検査内容などを確認したうえで、鎮静剤を使用した胃カメラ・大腸カメラに対応しています。
鎮静剤は、検査中の不安や苦痛を軽減できる可能性がありますが、効果には個人差があります。「まったく苦しくない」「必ず眠った状態で受けられる」と保証できるものではありません。
また、鎮静剤によって呼吸が弱くなる、血圧が低下する、意識の回復に時間がかかるなどの偶発症が起こる可能性があります。そのため、希望するすべての方に一律に使用するのではなく、年齢、既往歴、体調、服用中の薬などから使用の可否を判断します。
鎮静剤を使用した場合は、検査後に院内で休憩していただきます。
特徴② 大腸カメラ中に見つかった大腸ポリープはその場で切除
大腸カメラ中にポリープが見つかった場合は、大きさ、形、数、がんの可能性、服用中の薬、出血や穿孔のリスクなどを確認します。
医学的に切除可能と判断されたポリープは、検査中に日帰り切除できる場合があります。
ただし、すべてのポリープをその場で切除できるわけではありません。大きな病変、がんが疑われる病変、多数のポリープ、出血リスクが高い場合などは、後日の治療または専門医療機関への紹介が必要です。
特徴③ オリンパスの最新鋭内視鏡システム【EVIS X1】を導入
当院では、オリンパス社の最上位内視鏡システム『EVIS X1』を導入しています。通常光による観察に加え、NBIやTXIなどの画像強調観察を必要に応じて使用し、食道・胃・大腸の粘膜を確認します。画像強調観察は診断を補助する技術であり、病変が疑われる場合は、必要に応じて生検・病理検査を行います。
特徴④ 炭酸ガス送気を使用しお腹の張りを抑え、検査後の苦痛を軽減
大腸は、ヒダやシワがあり、大きく曲がっています。そのため、送気して腸を膨らませながら丁寧に観察します。
当院では空気より200倍吸収の速い炭酸ガスを送気するシステムを備えています。これにより検査後、速やかにお腹の張りが解消するため、検査後の不快感が大幅に減少しています。炭酸ガスは体内で二酸化炭素となって、呼気として自然に排出されるため、安全性も高く、スムーズに日常生活に戻ることができます。
特徴⑤ 検査食の対応可能
検査前日は消化に良い食事を摂っていただきます。消化のいい食事で何を食べたらよいかわからない方や、安心して大腸カメラ検査を受けたいという方のために当院にて検査食のご用意もできますので、お気軽にお申し付けください。
特徴⑥ リカバリールーム・ストレッチャー完備
当院では鎮静剤を使用された方がゆっくりとお休みいただけるように、リカバリールームをご用意しています。寝たままの状態で移動ができるので、お体へ負担をかけることがありません。
特徴⑦ 胃カメラ・大腸カメラ検査同日検査が可能
検査の必要性や患者さんの健康状態によっては、胃カメラと大腸カメラを同じ日に受けられる場合があります。
食事制限や通院を一度にまとめられる可能性がありますが、同日検査が適しているかは事前診察で医師が判断します。
内視鏡検査をおすすめする方
内視鏡検査を受けた方がよいか迷っている段階でも構いません。以下のような方は、早めにご相談ください。
胃カメラをご検討いただきたい方
- 胃痛やみぞおちの痛みが続いている
- 胸やけや呑酸を繰り返している
- 胃もたれや食欲低下がある
- 吐き気や嘔吐が続いている
- 食べ物がつかえる、飲み込みにくい
- 健診のバリウム検査で異常を指摘された
- ピロリ菌陽性を指摘された
- 萎縮性胃炎を指摘された
- ピロリ菌除菌後に胃カメラを受けていない
- 黒い便や貧血がある
- 胃カメラを長期間受けていない
黒い便、吐血、飲み込みにくさ、原因不明の体重減少などがある場合は、早めにご相談ください。
大腸カメラをご検討いただきたい方
- 便潜血検査で陽性を指摘された
- 血便や下血がある
- 便秘や下痢が続いている
- 便潜血検査と下痢を繰り返している
- 便が以前より細くなった
- 排便後も便が残っている感じがする
- 便潜血検査や腹部膨満感が続いている
- 原因不明の貧血がある
- 原因の分からない体重減少がある
- 大腸ポリープを切除したことがある
- 家族に大腸がんの方がいる
- 大腸カメラを長期間受けていない
- 女性医師による大腸カメラを希望している
女性医師による内視鏡検査の流れ
1.予約
WEB予約時または受付時に、「女性医師による胃カメラを希望」「女性医師による大腸カメラを希望」とお伝えください。
女性医師の担当日と予約枠を確認してご案内します。
大腸カメラは、原則として検査前に診察を受け、下剤、食事、服薬などの説明を受けていただきます。
2.事前診察・説明
症状、これまでの病気、手術歴、アレルギー、服用中の薬などを確認します。
大腸カメラでは、下剤の服用方法、前日の食事、検査当日の注意事項などをご説明します。
鎮静剤をご希望の方は、使用の可否や検査後の注意事項を確認します。
3.検査当日
検査前に体調を確認し、検査専用の着衣へ着替えていただきます。
鎮静剤を使用する場合は点滴などの準備を行い、呼吸状態や血圧などを確認しながら検査を行います。
検査時間は、観察内容、生検、ポリープ切除の有無などによって異なります。
4.検査後
鎮静剤を使用した方は、院内で休憩していただきます。
体調を確認した後、検査画像を用いて結果をご説明します。
生検やポリープ切除を行った場合は、病理検査の結果説明のため、後日受診が必要です。
よくある質問
Q.女性は何歳から大腸カメラを受けた方がよいですか?
A.国が推奨する大腸がん検診は、症状のない40歳以上の男女を対象とした、年1回の便潜血検査です。
40歳以上のすべての女性に、毎年大腸カメラが必要という意味ではありませんが、大腸がんにかかる方は40歳代から増加します。
特に、次のような方は、大腸カメラを受ける時期について消化器内科へご相談ください。
- 便潜血検査で陽性を指摘された
- 血便や便通異常がある
- 大腸カメラを一度も受けたことがない
- 大腸がんの家族歴がある
- 大腸ポリープを切除したことがある
- 貧血や原因不明の体重減少がある
- 50歳以上で大腸カメラを長期間受けていない
女性の大腸がんは増加傾向にあり、最新の統計では女性のがん罹患数で第2位、死亡数では第1位です。
検査への恥ずかしさや抵抗感から受診を先延ばしにせず、大腸カメラをご検討ください。
Q.女性の大腸がんの初期症状は?
A.女性だけに現れる特有の初期症状はありません。大腸がんは男女ともに、早期には自覚症状がほとんどないことがあります。
進行すると、次のような症状が現れる場合があります。
- 血便
- 便秘や下痢
- 便が以前より細くなる
- 排便後も便が残っている感じがする
- 腹痛や腹部膨満感
- 貧血
- 疲れやすさや息切れ
- 原因不明の体重減少
女性では、便秘を体質によるものと考えたり、出血を痔や生理によるものと考えたりして、受診が遅れることがあります。
Q.内視鏡検査はどのくらい費用がかかりますか?
A.費用の目安はこちらです
胃カメラ検査費用
| 検査内容 | 1割 | 3割 |
|---|---|---|
| 胃カメラ検査のみ | 2,000円程度 | 6,000円程度 |
| 胃カメラ検査+病理組織検査 | 3,000円~4,000円程度 | 9,000円~12,000円程度 |
大腸カメラ検査費用
| 検査内容 | 1割 | 3割 |
|---|---|---|
| 大腸カメラ検査のみ | 2,000円程度 | 7,000円程度 |
| 大腸カメラ検査+病理組織検査 | 4,000円~7,000円程度 | 12,000円~20,000円程度 |
| 大腸カメラ+ポリープ切除+病理組織検査 | 7,000円~10,000円程度 | 20,000円~30,000円程度 |
Q.内視鏡検査はどのくらい時間がかかりますか?
A.麻酔などの事前準備の時間や検査後のリカバリー時間を除くと、胃カメラ検査が5~10分大腸カメラ検査が15~30分程度です。
Q.大腸カメラが恥ずかしく、検査を受けるか迷っています
A.大腸カメラに恥ずかしさや抵抗を感じることは珍しくありません。
当院では、女性医師による大腸カメラに対応しています。また、検査専用の着衣を使用し、検査に必要な部分以外の露出をできるだけ抑えるなど、プライバシーに配慮しています。
着替えや検査時の姿勢などに不安がある場合も、事前にスタッフへご相談ください。
男性医師による検査への抵抗感や恥ずかしさを理由に、便潜血陽性、血便、便通異常などを放置しないことが大切です。
検査を受けるか迷っている段階でも、まずは女性医師へご相談いただけます。
Q.生理中でも検査は受けられますか?
A.生理中でも大腸カメラを受けられる場合が多くあります。
検査専用の着衣を使用し、プライバシーに配慮して検査を行います。生理用品の使用方法や検査中の対応について不安がある場合は、予約時または検査前にスタッフへご相談ください。
ただし、出血量が多い、腹痛が強い、貧血がある、体調がすぐれない場合は、日程変更をご提案することがあります。
生理を理由に、便潜血陽性や血便の精密検査を長期間先延ばしにせず、日程についてご相談ください。
内視鏡検査をためらっている女性の方へ
「大腸カメラは恥ずかしい」
「男性医師には相談しにくい」
「以前の検査がつらく、もう受けたくない」
胃カメラや大腸カメラに対して、このような不安を感じることは珍しくありません。検査が必要だと分かっていても、怖さや恥ずかしさから予約を先延ばしにしてしまう女性も少なくありません。
しかし、次のような症状や健診結果がある場合は、放置せずに原因を確認することが大切です。
- 便潜血陽性を指摘された
- 血便や便に血が混じることがある
- 便秘や下痢、便通の変化が続いている
- 貧血を指摘された
- 胃痛、胃もたれ、吐き気が続いている
- 食べ物がつかえる、飲み込みにくい
特に大腸がんは、女性にとっても決して珍しい病気ではありません。女性では罹患率の増加傾向がみられ、最新の全国統計では、女性のがん罹患数で第2位、がん死亡数で第1位となっています。
芝浦クリニックでは、女性医師による胃カメラ・大腸カメラに対応しています。
- 男性医師による検査に抵抗がある
- 大腸カメラが恥ずかしく、受診をためらっている
- 過去の内視鏡検査がつらかった
- 鎮静剤を使用した検査について相談したい
- 女性医師に相談してから検査を決めたい
このような方も、まずは不安に感じていることをお聞かせください。検査時のプライバシーに配慮し、鎮静剤の使用や検査後の休憩についても、体調やご希望を確認しながらご案内します。
「検査を受けるべきか、まだ迷っている」という段階でのご相談も可能です。症状や健診結果をそのままにせず、港区芝浦・田町の芝浦クリニックへご相談・ご予約ください。
内視鏡検査のご予約は、24時間WEB予約より承っております。
★女性医師による内視鏡をご希望の場合は受付・看護師までお知らせください★
