新型コロナウイルス後遺症外来について
この度、当院では正式に「コロナ後遺症外来」を開設いたしました。
コロナ後遺症について、WHOは「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に罹患した人にみられ、少なくとも2ヵ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないものである。通常はCOVID-19の発症から3ヵ月経った時点にもみられる」としています。
主な症状について
□ 微熱・頭痛
□ 味覚・嗅覚症状
□ 呼吸器症状(長引く咳、息切れ、胸痛、動悸)
□ 疲労感・倦怠感
□物忘れ・考えがまとまらない(ブレインフォグ)
□ 消化器症状(腹痛、下痢)
□睡眠障害 など
治療方法について
新型コロナウイルスに関してはまだまだ不明なことが多く、後遺症の治療方法は確立されていません。
一般的な症状は時間の経過とともに解消していくこともありますが、完治までの期間もさまざまです。
経過に個人差がありますが、適宜必要に応じて、適切な漢方薬やその他の内服薬、さらには吸入薬などを用いて、出来るだけ早期に回復されるよう内科的に治療しております。
長く続く症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。