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漢方内科(毎週火曜日)

漢方内科は、東洋医学の考え方をもとに、体質や心身のバランスを整えることで、不調の根本改善を目指す診療科です。
症状だけを抑えるのではなく、「なぜ不調が起きているのか」という根本原因を丁寧に見極め、その方の体質・体力・気血水のバランスなどを総合的に評価し、治療方針を立てます。

当院では、丁寧な問診を重視しています。生活習慣や体調の変化、舌の状態(舌診)、脈の状態(脈診)、お腹の張り(腹診)などをもとに、その方に最も適した漢方薬を選びます。
必要に応じて、血液検査やレントゲン、超音波検査など一般内科と同様の検査も行い、総合的に状態を把握したうえで診断・治療を行います。

このような方におすすめです

  • 疲れやすい、だるい、冷えやすい、なんとなく不調が続く
  • 頭痛、肩こり、めまい、のぼせ
  • 更年期症状(ほてり、イライラ、不眠など)
  • 月経不順、月経痛、PMS
  • 胃腸の不調(食欲不振、便秘、下痢、膨満感、吐き気)
  • 皮膚トラブル(湿疹、じんましんなど)
  • ストレスによる心身の不調、不安感、気分の落ち込み、睡眠障害
  • 体質を整えて、健康のベースを改善したい方 など

漢方は、同じ症状でも体質によって処方が異なる「オーダーメイド医療」です。
症状がはっきりしない、病院では異常がないと言われたけれどつらい──そんなときはご相談ください。

当院では、保険診療内での漢方エキス製剤の処方を行っております。

漢方内科診療の流れ

① 事前問診

初診時は予約時のオンライン問診フォームにご入力いただくか、ホームページから問診票をダウンロードして事前にご記入ください。
再診時も、前回と異なる症状がある場合はご記入をお願いいたします。
※事前記入のメリット:受診前に症状を整理しておくことで、治療意欲が高まり、病気や治療への理解が深まります。また、診察時間を有効に使うことができ、よりよい診療につながります。

② 診察

問診票をもとに、担当医師が体調・症状・生活習慣を詳しくお伺いします。

漢方医学的な診察(舌診・脈診・腹診など)と一般的な身体診察、必要に応じて血液検査なども行います。

③ 治療方針のご説明・処方

診察結果に応じて、漢方薬を中心とした治療方針や生活習慣の改善点をご提案します。

西洋医学的な検査や治療が必要な場合は、その旨をご説明します。
症状や体質の変化を確認しながら、数週間〜数か月ごとに経過をフォローします。

お薬は院外処方箋にて保険薬局でお受け取りいただきます。

④ 会計

診察、検査が終了しましたら、お会計をさせていただきます。

バランスのとれた治療のために

漢方は体質改善や自然な回復力を引き出す有効な方法ですが、診察の結果、西洋医学による検査・治療が必要な場合もあります。

婦人科や内科など他科での検査をおすすめすることもあります(例:月経不順の原因として子宮や卵巣の病気の可能性が考えられた場合)。

多くの場合、漢方と西洋医学、さらに栄養・生活習慣の改善を組み合わせることが、回復への近道となります。特に栄養状態の改善は、体質やホルモンバランスの回復にも大きく関わり、治療効果を早めることが期待できます。当院では必要に応じて、栄養療法(分子栄養学的アプローチ)もご提案しています。

「漢方だけ」「西洋の薬は絶対使わない」といった固定観念にとらわれず、担当医師と一緒に最善の治療方法を探していきましょう。

 

 

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